大手町天然温泉、三菱地所「大手町温泉」、星野リゾート「星のや東京」

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三菱地所が温泉を採掘

東京都千代田区大手町の地下から三菱地所が温泉を採掘したと発表しました。

大手町はビジネス街で、温泉が湧き出たのは、三菱地所が手掛ける2016年春完成予定の31階建てオフィスビルと18階建て宿泊施設の建設現場。

6月に、地下1500ｍまで採掘してくみ上げた湯を分析した結果、ナトリウムやヨウ素を含む温泉と確認されたようです。

湯温は36.5℃、湯量は240L/分。1分で住宅用浴槽1杯たまるくらいということです。

このように建設現場で温泉が湧き出ることはよくある話ですね。
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大手町温泉

三菱地所は「大手町温泉」と名付けて、ビルや宿泊施設の利用者はもちろん、2020年の東京オリンピックに訪れる外国人観光客などの集客を見込んでいるようです。

宿泊施設は星野リゾート運営の高級日本旅館「星のや　東京」が入居予定でオフィス棟内に設けるフィットネス施設でも入浴できるようにするそうです。

東京23区には「上総層群」と呼ばれる地下数百ｍから2000ｍほどの間に、かつて海だったところに土砂が堆積した地層があり、海水が多く含まれているということです。

大手町温泉もこうした海水にの影響で、塩分が強く、体が温まりやすい泉質だということです。