中年フリーターとは？年収が低くて結婚や保険や老後年金も不安

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中年フリーターとは

中年フリーターのことがネットで話題になっています。

中年フリーターとは、正社員でない、非正規労働者で主に1990年代半ばから2000年代半ばの「就職氷河期世代」に新卒として社会に出た人達のことです。

その人達が40代になってきていて、体力も落ち、年齢的に正社員として働くことも困難で今後どうなっていくのかということが問題としてあげられているわけです。

中年フリーターの人数の推移

非正規労働者は1989年に817万人で全体の約20％でしたが、2014年に1962万人まで増加し全体の約37％になっているそうです。

しかも、中年フリーターといわれる35～54歳の非正規労働者(女性は既婚者を除く)は1990年代は１３０万人台で安定していましたが、2000年から増加し2015年では273万人になっているそうです。

中年フリーターの人数の推移

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中年フリーターの年収と結婚

中年フリーターの年収を調べてみましたが、各年代でもほとんどが300万円台にに到達していません。

正社員と比較しても約半分の年収ですね。

独身者なら生活でき>るでしょうが、結婚するとなると共働きしないとかなり困難そうです。

中年フリーターの問題、生活保護・健康保険・年金

中年フリーターは社会保険にも入っていない人が多く、病気などで倒れたら最後に頼るのは生活保護しかないそうです。

生活保護受給者は2015年7月時点で216万人と過去最多を更新しましたが、生活保護予備軍として273万人の中年フリーターが存在しているわけです。

さらに今後、中年フリーターが年をとって、老後を迎えるとき、国民年金のみの場合満額で6.5万しか受け取れず、親元に同居していて親の介護の問題なども懸念され老後破産予備軍とも言えるわけです。

恐ろしい世の中になったもんですね。

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