方言チャート100は当たらないのか？完全版はまだ先？

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出身地鑑定!! 方言チャート100

出身地鑑定!! 方言チャートの新バージョン、「方言チャート100」が公開された。

開発にあたったのは東京女子大学の篠崎ゼミとジャパンナレッジ※。

※インターネット百科事典とも言える、小学館グループの㈱ネットアドバンスが提供する有料会員制の知識探索サイト。

出身地鑑定!! 方言チャート100

質問に沿って回答していくとどこの出身かわかるというもの。

方言チャートの質問はこんな感じです↓

方言チャートの質問例

方言チャートたぶん完全版

方言チャート たぶん完成版

2013年、東京女子大学篠崎ゼミ8期生が手掛け、開発当初は「方言チャートたぶん完全版」リリースされたようです。
しかし、当たらないという声もあり、当初は47都道府県に分類したものを、江戸の藩名、旧国名、そしてその地域になじみのある名前など都道府県名ではなく、およそ100のエリア名で展開したものを開発したようで、それが今回リリースされた、「出身地鑑定!! 方言チャート100」のようです。

方言チャート47都道府県版

「方言チャートたぶん完全版」は「方言チャート47都道府県版」と名前を変えて残されたようです。

方言チャート100は当たらないのか？完全版はまだ先？

しかし、2013年からは約2年たちますし、700万人がトライしたそうですから、かなりデータも蓄積され精度も上がったことでしょう。
さっそく私も鑑定にチャレンジしてみたところ、当たりましたよ。
しかし、ツイッターなどのつぶやきでは

沖縄になったぞ
東京なのに

残念はずれだ～
何回やっても山口って出るんだけどなんでだwwww

方言チャートで鑑定すると、島根扱いされる鳥取県民。

なんていう声もあるようで、まだまだ完全版とはいかないようです。
しかし、方言と地域が境界線できれいに別れるはずはなく、地域を移動すれば、おそらくグラデーションのように徐々に変化していくイメージでしょうから、完全版を望むには無理がある気がします。

「出身地鑑定!! 方言チャート」の概要は下記の通り

ご利用にあたって
「出身地鑑定!! 方言チャート」は方言に関する質問に答えるだけで、自分の出身地がわかるチャートです。東京女子大学篠崎晃一教授の指導のもと、ゼミ生たちによって開発されました。
下記の注意事項を読んでから、ぜひ挑戦してください。
■ここでいう出身地とは、3～4歳から13～14歳の言語形成期と呼ばれる時期に生活していた地域を指します。したがって、その時期に複数の土地で生活経験のある場合は出身地の特定が困難になる場合があります。
■質問項目の色字に注意してお答えください。
■質問項目には、世代を問わず、現在の日常生活においてできるだけ使用頻度の高い語を選んでいます。同じ出身地の親しい人とくだけて話す場面をイメージしながら、お答えください。
（篠崎晃一プロフィール）
千葉県出身。東京女子大学教授。社会言語学。主な著書・監修書は、『出身地（イナカ）がわかる！気づかない方言』（毎日新聞社との共著）、『えっ?これって方言なの!?～マンガで気づく日本人でも知らない日本語～』『アレ何？大事典』『ウソ読みで引ける難読語辞典』『小学館ことばのえじてん』（以上監修）、『三省堂例解新国語辞典』編集主幹。日本テレビ「ワーズハウス」監修者。Web日本語で『女子大生でも気づかない方言』『共通語な方言』連載中。
出典：http://ssl.japanknowledge.jp/hougen/info.html

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