坂本龍一が中咽頭がん、大橋巨泉も患った中咽頭がんとは？

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坂本龍一（元ＹＭＯ）が中咽頭がんであることを7月10日オフィシャルサイトで発表しました。
坂本龍一は6月に喉に違和感を覚え、精密検査を受け、今月はじめに咽頭がんと診断されたようです。
中咽頭がんは昨年大橋巨泉も公表した。

以下全文を掲載します。

みなさまへ

6月末のこと、わたしには中咽頭癌があることが分かり、熟慮の末、しばらく治療に専念することにいたしました。
多くのみなさまに、多大なご迷惑をおかけすることは深く承知していますが、自分の身体あっての仕事ですから、このような苦渋の選択をせざるをえませんでした。

特に2年あまり精魂傾けて準備してきた札幌国際芸術祭2014はまもなく開催されますが、わたしはその場に立ち会うことができなくなりました。実行委員会会長である札幌市の上田市長、市民のみなさま、事務局関係者、ご参加くださるアーティスト、関係する全てのみなさまに心よりお詫び申し上げます。わたしは会場には参れませんが、全プログラムは最良の形でお届けすることをお約束します。芸術祭をみなさまの手でお育ていただければ幸いに存じます。

さらに7月30日にパーク ハイアット 東京の20周年記念ライブを予定しておりました。このために書き下ろした楽曲も完成し、ホテルでお客様と20周年をお祝いすることを楽しみにしておりました。そのような祝いの時にライブを中止せざるを得ないことは申し訳なく、また残念でなりません。
ホテルご関係者のみなさま、ご来場予定のお客さまに陳謝いたします。

他にも、現在抱えている仕事、プロジェクトにかかわる全ての関係者のみなさまに、多大なご迷惑をおかけすることを深くお詫びいたします。

必ずきちんと治して戻ってまいります。
どうかしばらくの間、静かに見守っていただけたら幸甚です。

2014年7月10日
坂本龍一

出典：siteSakamoto　http://www.sitesakamoto.com/

本物画像はこちら→　　siteSakamoto
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中咽頭がんとは

のどの中咽頭（ちゅういんとう）にできるがんのこと。
のどは咽頭（いんとう）と喉頭（こうとう）からできています。
咽頭は鼻の奥から食道までの、食べ物と空気が通る（食道と気管に分岐する前）部分で、上咽頭、中咽頭、下咽頭に分かれています。
中咽頭は正しく発音したり、のみ込むときに重要な役割を担っています。
中咽頭がんの原因として最も考えられるのが、長期にわたる喫煙習慣と過度の飲酒。
中咽頭がんは女性より男性、50歳から60歳代に多く発症。

中咽頭がんの症状

のみ込むときに違和感やのどにしみる感じがあり、咽頭癌も進行すればのどの痛み・出血、息が鼻に抜けて言葉がわかりにくくなったり、口を開けにくくなる、頸（首）のリンパ節の腫れなどながあります。

長期間、たばこを吸ったりお酒を飲んでいる人は注意しなければいけませんね。