マタハラネット代表小酒部さやかの年齢やプロフィール・経歴

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マタハラネット代表小酒部さやか

小酒部さやか（おさかべさやか）という女性をご存知でしたか？

「国際勇気ある女性賞」を受賞した小酒部さやかさん

2015年3月3日、小酒部さやかさんがアメリカの国務省が選ぶ「勇気ある女性賞」（International Women of CourageAward2015）に日本人で初めて受賞して話題になっています。
勇気ある女性賞は、アメリカ国務省が2007年から毎年、人道支援や女性の地位向上などに取り組む女性に贈っています。

マタニティー・ハラスメントとは

マタニティー・ハラスメントとは、働く女性が妊娠・出産をきっかけに職場で精神的・肉体的な嫌がらせを受けたり、妊娠・出産を理由とした解雇や雇い止めで不利益を被ったりするなどの不当な扱いを意味する言葉。
女性にとって妊娠・出産というのは避けて通れない問題ですね。
日本労働組合総連合会の非正規労働センターが働く女性を対象に調査を実施した。
調査は2014年5月27日から29日まで、全国で在職中の20代〜40代の女性634人（うち妊娠経験なしの女性は315人）を対象にインターネットを使って行われた。
調査結果は、驚くことに約３０％の人がマタハラ被害者であることがわかったそうです。
３人に1人はかなり多い数字に感じますね。
企業にとっては休業など業務に支障が出るので、マイナスになるということかもわかりませんが、長い目で見れば、その女性が復帰すれば業務内容なども一から教えなくていいというメリットもあるのではとも考えれれるような気もしますが。

小酒部さやかの年齢やプロフィール・経歴

小酒部さやかさん

小酒部さやかさんの年齢は37歳。
契約社員として働いていたときに妊娠し、激務の末に双子を流産してしいました。
その後、職場に復帰し数カ月後、小酒部さんは2回目の妊娠をするが、切迫流産の危険があったために、自宅での安静を迫られた。

自宅を訪問した上司から契約社員を辞めてアルバイトになるよう「時短勤務ができない訳だから、どうしても仕事したい場合はアルバイトで来るしかないんじゃないの。フルで来ちゃダメでしょ」「また何かがあって、穴空けられたり、現に今回も迷惑掛けていることは掛けているわけよ。実際に」「本当は俺的にはアルバイトも辞めろっていうつもりで話をしようとしたの」などの言葉を浴びせられ、、事実上の退職勧告を受け退職を迫られ、その1週間後にまた流産してしまった。
２回も流産して、「マタニティー・ハラスメント」いわゆるマタハラについて法的手段に訴えるとともに、2014年7月に「マタハラNet」を立ち上げ、マタハラに悩む女性の支援活動を行ってきた。

小酒部さやかさんは「勇気ある女性賞」の受賞を受けて「マタハラという問題が日本にあるんだ、マタニティー・ハラスメントという問題があるんだということが、これで世界が分かった。この賞は、日本の女性に対するエールだというふうに思っています。ぜひこの賞の受賞をきっかけに、日本の女性、たくさんの女性が声を上げてほしい」
と語っています。

阿部首相は社会が働き手として女性を活用することを推進しているように見えますが、制度的に改善されているのか、なかなか見えてこない気がします。

日本は国民の数はもとより、生産年齢人口が減少の一途をたどっていますので、女性や高齢者が働けるような基盤の整備は重要ではないかと思います。

政党どうしの足の引っ張り合いではなく、まともに取り組んでほしいものです。